週間民主 甦えれ川崎 8月11日 231号 掲載記事
8月5日午前10時より、川崎区浮島町にある川崎市環境局浮島処理センター地内に「かわさきエコ暮らし未来館」がオープンし、完成式典が盛大に行われました。
主催者を代表して阿部市長が挨拶し稲垣環境局長が事業概要について説明しました。来賓の黒岩神奈川県知事は川崎モデルとして、世界に発信する日本最大級の太陽光発電所整備をたたえました。
このあとテープカットが行われ、式典参加者から体験型研修センターとして子どもたちの夏休みの宿題に利用したいとの声があがっていました。
今日の「甦えれ川崎」は川崎のメガソーラーを特集しました。
【黒岩神奈川県知事より最大の賛辞】
この日、午前10時より「かわさきエコ暮らし未来館」の完成式典が行われました。主催者を代表して阿部川崎市長は、かつて「公害の街川崎」といわれ、媒煙とスモッグの中から一歩一歩公害と闘ってきました。今日川崎は環境技術の先端都市として全世界に発信するまでの都市となってきました。今日皆さんに見ていただく浮島太陽光発電所はそのシンボルでもありますと述べました。
次に黒岩県知事は自らの選挙公約にふれ、全県下に300万台のソーラーパネルの設置目標達成は決して夢ではないということが、今日のメガソーラー 発電所の開所式で証明できたと述べました。さらに川崎の太陽光発電所は川崎モデルとして世界に発信するシンボルであると、最大の賛辞が阿部市長に送られま した。
次に東京電力山口博常務がこの間の福島原発の事故についてご迷惑をおかけしていることへの謝罪とこれからの代替エネルギーの可能性について東京電力として川崎市と協力協働して川崎臨海部から実現したいと決意をのべました。
【川崎大規模太陽光発電所の概要】
今回計画する合計約2万kwの太陽光発電所の年間発電電力量は一般家庭約5,900軒分の年間使用電力量に相当する約2,100kwhを見込んでおり、これによるCO2排出量削減効果は年間約8,900t(一般家庭約1,700軒分の年間CO2排出量に相当)を見込んでいます。
【かわさきエコ暮らし未来館の案内】
未来館が予約の窓口となり施設案内を実施します。浮島太陽光発電所運転開始後は構内見学も受け入れ可能となります。
◆団体見学コース
火~金曜日に実施(除く祝日)
・処理センター+未来館(約60分)
・未来館+展望スペース(約60分)
・処理デンター+未来館+展望スペース(約120分)など
◆個人見学コース
毎日実施
・展望スペース(約40分) ※展望スペースから浮島太陽光発電所が眺望可能