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2011年12月アーカイブ

誰もが安心してスポーツを楽しめる安全で快適な等々力陸上競技場の改築を求めて

 川崎フロンターレのホームスタジアムでサポーターの聖地となっている等々力陸上競技場の整備計画について、以前より取り上げていましたが再び民主党の代表質問で討議しました。

そのやり取りによると、2014年度に第1期工事メインスタンドの解体・新築工事が完了、2015年~2018年までは野球場の解体・新築工事を行い、第2期工事サイドスタンド・バックスタンドの整備は事業評価を実施した上で整備方針を決定するとのことです。

 つまり、サイドスタンド・バックスタンド整備に関しては、48億円の債権が残っているため市債の繰上償還が必要となり、2016年を目途に事業評価を行うということで、改修するという方針以外に、完成時期や改築規模などの詳細は決まっていません。2期工事が完了するまでの間は、メインスタンドの改修が進む一方、第2期工事に関わる現施設のスタンドの傾斜やコンコースの安全性の確保などの課題や問題点は改善されないままになり、サポーターをはじめとする来場者が望む「安全で快適な競技場」の実現が5年以上先送りされることになります。

 何よりも、2013年度内にメインスタンド部分は改修完了し、残り部分は2017年度に完了するという市長の発言や選挙公約に沿ったものではなくなっているという事実があります。また、1期工事完成から2期工事完成までには、高低差12mもあるアンバランスな競技場となってしまいます。

 市民の誰もが気持ちよく利用できる施設整備を、中途半端な改修ではなく完全改築として行なっていくべきだと思います。今後も、この問題は取り上げて参りたいと思います。 

川崎駅周辺総合ホテル誘致へ 市長表明 会議機能導入を示す

12月8日、民主党川崎市議会議員団 山田益男の代表質問に阿部孝夫市長が次のように答えた。

 大型商業施設やコンサートホールの開館、羽田空港国際化などを踏まえ、川崎市の阿部孝夫市長は8日の市議会本会議で、JR川崎駅周辺にコンベンション機能を備えた総合ホテルを誘致する方針を明らかにした。


 同駅周辺地区は近年、西口にラゾーナ川崎プラザがオープンし、東口では駅前広場整備が行われるなど、首都圏の中核的な拠点として市内外からの来訪者が増加傾向にある。

 答弁で、阿部市長は「川崎駅周辺においては、広域的な都市拠点として都市基盤整備や大規模商業施設の誘致などを進め、この10年で見違えるように魅力的になった」と、川崎の玄関口としての変貌ぶりを強調。「国内外からの来訪者が宿泊できるような総合ホテルの機能が大変重要と認識している」と述べ、誘致に向けて積極的に取り組む姿勢を示した。

 本格的な会議や集会を行える総合ホテルなどの施設誘致は、同駅周辺の再開発で長年にわたる課題。必要性が増しており、阿部市長は具体的な候補地も念頭に「関係地権者へ働き掛けていきたい」と踏み込んだ。

 同駅北口地区では、川崎商工会議所と鹿島が大ホールを備えた共同ビルの建設を推進。市中央部の「小杉駅周辺地区」でもコンベンション施設の整備が予定されており、市側は「役割分担なども念頭に置いて、川崎駅周辺については総合ホテル誘致を最優先に行いながら、会議や集会を行うことができる機能の導入を働きかけていく」との方針を示した。

総合ホテル(シティーホテル)を含む、代表質問の要旨は下記URLをクリック
http://www.minshin-kawasaki.jp/act/2011/12/post-13.html